5 地図の記号論
5 地図の記号論 (共著) 批評社 1990.1

共著という形式になっているが、こちらの取り組みは、雑誌に依頼されて長い文章を書くより以上のモチーフはない。地図の記号論というテーマにも共鳴するものがあったわけではない。わたしの分担は、全体183ページの、「燃えつきた地図のはざまに」40ページ分である。共著者のうちよく知っているのは「地図の恣意性–デマゴギーについて」を寄せらている塩見鮮一郎氏だけである。
ただ植民地文学論という大風呂敷のテーマのプランだけでも書き残しておきたいと思った。なおテーマを継続していきたいと考えていたが、他の大テーマと同じように途中で立ち消え、果たさないままでいる。
コメントを送信