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韓国現代小説紹介

韓国現代小説紹介

 近年の韓国文学紹介のスピードと物量はめざましい。かつての韓流ドラマ支持の勢いが、K文学に移ったかのようだ。

 このページは『魂と罪責』の内容とは関わらない。
 進行形の活況を整理した試みだ。リストはあくまで暫定的な記録であり、完璧さを期したものではない。

朴景利[1926-2008]
土地(1969-95) 完全版 18巻 2016.11- クオン
『韓国文学の中心にあるもの』
斎藤真理子 2022.7 イースト・プレス
『完全版 韓国・フェミニズム・日本』 2019.11 河出書房
『僕は李箱から文学を学んだ』2020/11/30 クオン
『ワタリガニの墓: 韓国現代短編選』 2021.4 クオン
『韓国の小説家たちI』 (クオンインタビューシリーズ) 2020.9
あなたのことが知りたくて 小説集 韓国・フェミニズム・日本 河出文庫 2022.08
小説版 韓国・フェミニズム・日本 河出書房 2020.5
ヒョンナムオッパへ:韓国フェミニズム小説集  2019.2 白水社
シン・ギョンスク[1963-]
『月に聞かせたい話』 2021.1 クオン

シン・ギョンスク
『離れ部屋』安宇植訳 2005.6 集英社
シン・ギョンスク
『母をお願い』安宇植訳 2011.9 集英社文庫
津島佑子との往復書簡集『山のある家 井戸のある家』2007.6集英社 
シン・ギョンスク『オルガンのあった場所』2021.11クオン

チョン・ユジョン[1966-]
『種の起源』 早川書房 2019.2
チョン・ユジョン『七年の夜』 書肆侃侃房 2017.11
クォン・ヨソン[1965-]
『春の宵』(2016) 2018.6 書肆侃侃房
クォン・ヨソン『まだまだという言葉』 2021.11 河出書房新社

クォン・ヨソン『きょうの肴なに食べよう?』 2020.11 KADOKAWA
クォン・ヨソン『レモン』 2020.11 河出書房新社
パク・ミンギュ[1968-]
『カステラ』2014.4 クレイン
パク・ミンギュ『亡き王女のためのパヴァーヌ』2015.3 クオン
パク・ミンギュ『ピンポン』2017.5 白水社

パク・ミンギュ『三美スーパースターズ 最後のファンクラブ』2017.11 晶文社
パク・ミンギュ『ダブル SIDE A』2019.11 筑摩書房
パク・ミンギュ『ダブル SIDE B』2019.11 筑摩書房
キム・ヨンハ[1968-]
『光の帝国』 2008.12 二見書房
キム・ヨンハ『殺人者の記憶法』 2017.10 クオン
キム・ヨンハ『阿娘はなぜ』 2008.12 白帝社

キム・ヨンス[1970-]
『世界の果て、彼女』 2014.2 クオン
キム・ヨンス『ぼくは幽霊作家です』 2020.10 新泉社
キム・ヨンス『波が海のさだめなら』 2022.5 駿河台出版社
キム・ヨンス『四月のミ、七月のソ』2021.4駿河台出版社
キム・ヨンス『皆に幸せな新年・ケイケイの名を呼んでみた』2010.12 トランスビュー


キム・ヨンス『夜は歌う』 2020.1 新泉社
キム・ヨンス『ワンダーボーイ』2016.5 クオン
キム・オンス[1972-]
『設計者』 2013.05 クオン

キム・オンス『野獣の血』2023.7 扶桑社文庫
ク・ビョンモ
『四隣人の食卓』 2019.10 書肆侃侃房
ク・ビョンモ
『破果』 2022.12 岩波書店
ハン・ガン[1970-]
『菜食主義者』(2011)2011.6 クオン

ハン・ガン『少年が来る』(2014)2016.10 クオン
ハン・ガン『ギリシャ語の時間』(2011)2017.10 晶文社

ハン・ガン『そっと 静かに』(2007)2018.6 クオン
ハン・ガン『すべての、白いものたちの』(2016)2018.12 河出書房
ハン・ガン『回復する人間』(2013)2019.6 白水社
ハン・ガン『引き出しに夕方をしまっておいた』(2013)2022.6クオン
ユン・イヒョン[1976-]
『小さな心の同好会 』 2021.4 亜紀書房
キム・ボヨン[1975-]
『どれほど似ているか』 2023.5 河出書房新社
チョ・ヘジン[1976-]
『光の護衛』 2023.4.11 彩流社
チョ・ヘジン『かけがえのない心』2021.9 亜紀書房
チョ・ヘジン『天使たちの都市』2022.12 新泉社
チョ・ナムジュ[1978-]
『82年生まれ、キム・ジヨン』(2016)2018.12 筑摩書房

チョ・ナムジュ『ミカンの味』2021.4 朝日新聞出版 
チョ・ナムジュ『彼女の名前は』2020.9 筑摩書房
チョ・ナムジュ『サハマンション』2021.6 筑摩書房
チョ・ナムジュ『私たちが記したもの』2023.3 筑摩書房
ソン・ウォンビョン[1979-]
『アーモンド』(2016)2019.7 祥伝社
ソン・ウォンビョン『三十の反撃』(2017) 2021.8 祥伝社
ソン・ウォンビョン『他人の家』 2023.2 祥伝社
ソン・ウォンビョン『プリズム』 2022.7 祥伝社
ソン・ウォンビョン『威風堂々 キツネの尻尾』1-3 2023.8  ‎永岡書店
チョン・ヘヨン[1981-]
『誘拐の日』2021.6 ハーパーBOOKS
キム・ヘジン[1983-]
『君という生活 』 2022.7 筑摩書房
キム・ヘジン『娘について』 2020.6 亜紀書房
キム・ヘジン『オビー』 2020.11 書肆侃侃房

キム・ヘジン『中央駅』 2019.11 彩流社
チョン・セラン[1984-]
『フィフティ・ピープル となりの国のものがたり』(2016) 2018.9 亜紀書房
チョン・セラン『保健室のアン・ウニョン先生』(2015) 2020.03 亜紀書房
チョン・セラン『屋上で会いましょう』(2017) 2020.06 亜紀書房
チョン・セラン『アンダー、サンダー、テンダー』(2014) 2020.12 クオン
チョン・セラン『声をあげます』(2019) 2021.06 亜紀書房
チョン・セラン『シソンから、』  2021.12 亜紀書房
チョン・セラン『地球でハナだけ』(2012)2022.07 亜紀書房
チェ・ウニヨン[1984-]
『明るい夜』 2023.1 亜紀書房
チェ・ウニヨン『わたしに無害なひと』 2020.4 亜紀書房
チェ・ウニヨン『ショウコの微笑』(2013) 2018.12 クオン


イ・ドゥオン[1985-]
『あの子はもういない』2019.2 文藝春秋
カン・ファギル[1986-]
『別の人』 2021.3 エトセトラブックス
パク・サンヨン[1988-]
『大都会の愛し方』  2020.11 亜紀書房
チョン・ソヨン
『となりのヨンヒさん 』2019.12 集英社
ペク・セヒ
『死にたいけどトッポッキは食べたい』 2020.1 光文社
『死にたいけどトッポッキは食べたい 2』 2020.12 光文社
ハ・ワン
『あやうく一生懸命生きるところだった』  2020.1 ダイヤモンド社
クルべウ[1988-]
『大丈夫じゃないのに大丈夫なふりをした』2021.4 ダイヤモンド社
キム・スヒョン
『私は私のままで生きることにした』 2019.2 ワニブックス
チョン・ウォングル
『成均館儒生たちの日々』四巻 2011.1-18.11 新書館

チョン・ウォングル『太陽を抱く月』 2012.8-9 新書館
キム・エラン
『外は夏』 2019.6 亜紀書房
キム・エラン『ひこうき雲』 2022.7 亜紀書房
キム・エラン『走れ、オヤジ殿』 2017.12 晶文社
キム・エラン『どきどき僕の人生』 2013.7 クオン
ナ・テジュ[1945-]
『花を見るように君を見る』2020.12 かんき出版
ハ・テワン
『すべての瞬間が君だった』 2020.5 マガジンハウス
ハ・テワン『今日も言い訳しながら生きてます』 2021.1 ダイヤモンド社
ハ・テワン『すべての瞬間が愛だった』 2022.9 SBクリエイティブ
ファン・ジョンウン
『ディディの傘 』 2020.9 亜紀書房
パク・ソルメ
『もう死んでいる十二人の女たちと』 2021.2 白水社
キム・ハナ
『アイデアがあふれ出す不思議な12の対話』 2022.9 CCCメディアハウス
キム・エラン, パク・ミンギュ他『目の眩んだ者たちの国家』 2018.5 新泉社
キム・チョヨブ[1993-]
『地球の果ての温室で』2023.1 早川書房
キム・チョヨブ『わたしたちが光の速さで進めないなら』 2020.12 早川書房

キム・チョヨブ『この世界からは出ていくけれど 』 2023.9 早川書房
イ・ソヨン , チョン・ミョンソプ他『蒸気駆動の男: 朝鮮王朝スチームパンク年代記』  早川書房 2023.6
キム・チョヨプ, デュナ他『最後のライオニ 韓国パンデミックSF小説集』2021.12 河出書房新社
キム・チョヨプ, キム・ウォニョン他『サイボーグになる テクノロジーと障害,わたしたちの不完全さについて』2022.11 岩波書店
(韓国文学ショートショート きむふなセレクション) クオン
チョン・ソンテ『遠足』 2018.10



呉永雅『風船を買った』 2018.10
チョン・ミギョン『夜よ、ひらけ』 2018.10

ハ・ソンナン『あの夏の修辞法』 2018.10
イ・ギホ『原州通信』 2018.10

ペク・スリン『静かな事件』 2019.10
チョン ヨンジュン『宣陵散策 』 2019.10

イ・ジャンウク『私たち皆のチョン・グィボ
』 2020.4
コン・ソノク、 カン・バンファ『私の生のアリバイ』 2020.4

パン・ヒョンソク『サパにて』 2020.4
朴範信『うさぎと潜水艦』 2020.7

ユン・イヒョン『ダニー』 2020.7
ユン・ソンヒ『ある夜』 2021.7

チェ・ユン『ハナコはいない』 2021.7
キム・ヨンス『ニューヨーク製菓店 』 2021.12

ファン・モガ『モーメント・アーケード』 2022.4
チョン・セラン『八重歯が見たい』2023.9 亜紀書房

ジョ・ヨンイル『柄谷行人と韓国文学』2019.11 インスクリプト
曺 泳日『世界文学の構造 韓国から見た日本近代文学の起源』2016.12 岩波書店

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