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クイーン&チェスタトン

クイーン&チェスタトン

 エラリー・クイーン『Yの悲劇』The Tragety of Y  1932
 世界推理名作全集9 中央公論社 1960.7
 この一冊、このシリーズ、この造本。思えば、すべてはここから始まった。
 129p ルイザの陳述 143p ヴァニラの匂い 168p 実験室の椅子を動かした跡
 この三点から犯人は明らかであると直観してしまった。これを「何の悲劇」と称するべきか。
 『北米探偵小説論』増補決定版(インスクリプト) 248p-258p参照
 この巻は、他に、「神の灯」 「気ちがいパーティ」「ひげのある女」 「首つりアクロバット」

 G・K・チェスタトン『木曜の男』The Man who was Thursday 1908
 世界名作推理小説大系6 東京創元社 1960.10
 他に、ブラウン神父譚から、「青い十字架」「奇妙な足音」「三つの兇器」「飛ぶ星」
 「狂った形」「折れた剣」「通路の人影」「クレイ大佐のサラダ」「ムーン・クレサントの奇蹟」

 ジョン・バカン『三十九階段』The Thirty-Nine Steps 1915
 

 最初に書いたミステリ評論がチェスタトン論だった。
 1970年頃。今はもう残っていないけれど。

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