Exiles Return: A Literary Odyssey of the 1920’s
マルカム・カウリー『亡命者帰る』
Malcolm Cowley 『Exiles Return: A Literary Odyssey of the 1920’s 』 1934
この本の抄訳を読んだのは、1971年頃だった。
肝腎のハート・クレインに関する最終章「ある自殺のエコー」が割愛されていたので困った。
『北米探偵小説論』増補決定版(インスクリプト) 227-233p 参照
ジョン・オルドリッジ『ロスト・ジェネレーション以後』 1951 荒地出版社 1975.6 6版
After the Lost Generation: A Critical Study of the Writers of Two Wars (The Arbor House Library
of Contemporary Americana)
第二次大戦後のアメリカ戦後文学論。書かれた時点からして不充分なのは仕方がない。まだアメリカの戦後世代は育っていなかったのだから。
結果的には、喪われた世代の偉大さを再認識させる書物の一冊になった。
あまり役には立たなかったけれど、手元に残っている。初版は69年くらいだったと思う。
『北米探偵小説論』増補決定版(インスクリプト)227p参照


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