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平岡正明に関する七つのメモ6

平岡正明に関する七つのメモ6

『クロスオーバー作家論』1977.3TBデザイン研究所出版部
 五木寛之、筒井康隆、大藪春彦、山田風太郎。
 このうち、後の二名は、わたしの関心対象と重なることになる。彼によって論じ尽くされた(?)荒廃の跡地は、出来れば避けてとおりたかったのだが……。
 《戦後民主主義の左と右のキンタマである大江健三郎vs石原慎太郎軸から、反植民地主義の両睾丸たる大藪春彦vs五木寛之軸に……》『毒血と薔薇 コルトレーンに捧ぐ』107P


『香港喜劇大序説』1987.12政界往来社
 香港喜劇には多少のウンチクもあったのだが、この本を前にして、何か書こうとする欲求は霧散してしまった。常に先を越される、という被害妄想すらいだいたことを憶えている。


『長谷川伸』1987.4リブロポート

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