GHQ資料室のこと
以上、42回にわたって「占領を知るための名著」の連載がつづいた。
これは、多くは下記サイトからの再録になる。
サイト立ち上げの、2015年5月の頃には、わたしも「日刊GHQ」などというプランを用意していた。
これらは実現しなかった。
『占領を知るための10章』について
考える葦ブックレット001 「占領って何だ」シリーズ
の第一冊目として「刊行」された。
カッコ付きの「刊行」としたのは、現在、これがマボロシの書物化しているからである。
どうして、こんな事態になってしまったのか。
編集者「GHQクラブ」および、版元「汎世書房」の意図(少なくともスタート時の意図)は、よくわからない。よくわからない、というしかない。
それはそれとして、同書の巻末に附せられたマニフェストは、参考資料としてコピーしておく。
2017年5月段階の「志し」の一端は、そこにあらわれているだろう。
ともかく『占領を知るための10章』は、近く、デジタル書籍のかたちをもって再生される。
このサイトでの連載再録は、その下準備のようなものである。
占領は、わたしにとって、とくに掘り下げねばならない積極的なテーマではなかった。結果として、半端なままの論考が残ることになったが、といって放置するにも忍びなかった。
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