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アラン・グリーン『健康法教祖の死』

アラン・グリーン『健康法教祖の死』

『別冊宝石95』 1960.1
 パット・マガー『探偵を探せ !』Catch Me If You Can 1948
 マガー作品はわりと普及しているので、とくにこの号での恩恵はない。
 この巻は、他に、ジョルジュ・シムノン『メグレ対怪盗』
 レイ・ブラッドベリ フレドリック・ブラウン ベネット・サーフのショート・ショート
 花田清輝のアラン・ロブ=グリエ論 関根弘のクリスチアナ・ブランド論
 大井広介のエッセイなど。
 『北米探偵小説論』増補決定版(インスクリプト)390p
 および『アメリカを読むミステリ100冊』 61p参照

『別冊宝石101』 1960.7
 フレドリック・ブラウン『悪徳の街』The Fabulous Clipjoint 1947
 アラン・グリーン『健康法教祖の死』What a Body !  1949
 グリーンのスラプスティック本格は、創元推理文庫の最初のタイトルが『ボディを見てから驚け!』だった。タイトルもお馬鹿トリックも気に入っていたのだが。
 初刊本は亡くし、タイトルは『くたばれ健康法!』に変わってしまった。
 『北米探偵小説論』には記載なし。
『アメリカを読むミステリ100冊』 61p 参照。
 ブラウンの『悪徳の街』は第一長編の『シカゴ・ブルース』
 この一冊は道頓堀の天牛書店で50円で買ったはず。とすれば、1970年ごろだ。天牛のシールのついた本がめぐりめぐっていたのだとすれば、買ったのはもっと後だろう。

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